とあるプリストンテーラーの1日 |
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記念すべきブログ第1回。
プリストンテールに関係あることを書く。 先日行われた「神石の恨み」イベントの主役であったアケインモリプ(以下、「モリプ」)に関するもの。 このイベントを通して私が考えたことを書くことにする。 題して「モリプは哀れ」。 モリプは、エイジング(以下、「AG」)のリスクを知っているはずのプレイヤーから大いに恨まれている。少し逆恨みが入っているように思える。 しかし、恣意的とも思えるようなAG結果の報告が多数ある。 神石の数値が高いものがよい、特化職業をそろえるのがよい、など未確認情報がまことしやかに囁かれる。 某掲示板において、「AGに失敗しない法則を見つけた」との書き込みがなされたが、結局その詳細はわからないまま。釣りの可能性も高い。 AGの法則がわからない、もしくはその法則自体がない可能性があるのであれば、AGの成否は確率の問題と捉えてよいだろう。 失敗なしでAG+8まで上がる確率は低く、また、失敗した際の装備品の劣化や消失の危険を犯してまで高いAGレベルを目指すプレイヤーはあまりいないだろう。 しかしモリプは、現在では最高クラスの神石「デビネ」以上の神石を探しに行く。 もしかしたら、この神石探しの旅はただの口実で、実はAGを失敗するたびに向けられるプレイヤーの怒りに絶えかねて、年甲斐もなく「自分探し」の旅に出たのかも、と私は妄想する。 行方不明の後に見つかったモリプは、子供じみた挑発の言葉を吐きながら、フィールドでプレイヤーキャラに攻撃をしかける。しかし、ちょっと強気な言葉とは裏腹にその攻撃力は蚊が刺す程度。いくらか強くなっているキャラに対しては無意味。 おかしくなったモリプは、倒せば高価な神石を落とす可能性があるので、出現すれば真っ先に目標にされ、あっという間に倒されてしまう。パーティーのど真ん中に出現すれば、前衛は前線の維持を放棄し、後衛は援護を中止してモリプに襲い掛かる。場合によっては5秒も保たない。 倒されたモリプの最期の言葉がまた、情けない。「紳士的な」モリプの姿はかけらもない。 こんなモリプに誰がした。モリプがおかしくなったのは、プレイヤーの愛が足りなくて思考回路がショートしたせいかも知れない。 かくいう私は、失敗するリスクが少ないAGがほとんどなので、特段モリプに恨みはない。もっとも、またモンスターとして現れたら遠慮なく叩く。正直なところ、AGができればモリプだろうとニュータだろうと誰でもいい。 このようにモリプは、マイナスの感情を向けられるばかりで滅多に感謝されない。挙句、ゲーム会社はそのプレイヤーの感情を逆手にとって、彼をネタにイベントをでっち上げる始末。使い捨てられたボロ雑巾も同然だろう。 プレイヤーの恨みを買いながらの失踪、のち自分のアイデンティティーに関わるAGの仕事を奪われたモリプ。これは哀れというしかない。 正常なモリプが戻ってきたら、彼はどんな話をするだろう。泥酔した者が翌日行うような言い訳か。それともゲームのクライマックスを伝える言葉か。 モリプがまたAG稼業に戻っても、AGの失敗はなくならない。そしてAG失敗に対するプレイヤーの怒りもなくならない。「哀れキャラ」モリプの苦悩は続くだろう。 もし、このブログを読んだプリストンテールのプレイヤーがいて、少しでもモリプを気の毒に思う人がいれば、どうか彼を応援して欲しい。 またモリプが神石を落とすイベントがあることを願いつつ、第1回目のブログを終わる。 #
by berlin_t_t
| 2004-12-24 05:53
| プリストンテール
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